【愛犬の日】チワワ犬のルーツは古代メキシコにあり!


「チワワって、なんで“チワワ”っていうの?」そんな素朴な疑問を抱いたことはありませんか?

ペットとして人気の高い小型犬チワワ。

我が家のスムースチワワは、元保護犬で13歳の女の子で、毎日笑わせてくれます!

実は「チワワ」その名前の裏には驚きの歴史が隠されているのです。

実はチワワ犬は、古代メキシコ文明と深く結びついており、神話や宗教、死後の世界といったスピリチュアルな側面にも登場する、神秘的な存在でした。 

あなたの愛犬が、古代の儀式や神話の中でどんな役割を担っていたのかを知れば、きっと今までとは違うまなざしで見つめられるようになるはずです。

この記事では、チワワ犬のルーツとされる“テチチ”という犬の存在、古代アステカやトルテック族などの文明と犬の関係、そしてチワワという犬種がどう誕生し、今に至ったのかを、わかりやすく丁寧に解説します。

読み終えるころには、チワワ犬にまつわる神話や歴史的背景を通して、チワワという犬の持つ“見えない価値”に気づけるようになります。

それではさっそく、時をさかのぼって「チワワ犬×古代メキシコ文明」の世界を見ていきましょう!


チワワ犬のルーツは古代メキシコにあり!

ちわわ

チワワ犬の起源は、古代メキシコに実在した「テチチ(Techichi)」という小型犬にあるとされています。

テチチはトルテック族やアステカ文明の人々と共に暮らし、神聖な存在として扱われていました。

死後の世界へ魂を導くと信じられ、儀式や葬儀にも登場していたのです。

考古学者たちは、メキシコの古代遺跡からテチチの骨を多数発見しており、これが現代のチワワ犬の祖先とされる根拠の一つです。

また、メキシコで発見された壁画には、小さな犬を連れた人物が描かれており、これもテチチの存在を示す重要な証拠といえます。

さらに、スペイン人がメキシコに来た16世紀の記録にも、小型犬が宗教儀式に用いられていたという記述が残されています。

つまり、チワワ犬は偶然に生まれた犬種ではなく、古代の信仰や文化の中で育まれてきた“由緒ある存在”なのです。

今、あなたの隣にいるチワワは、はるか昔の文明にルーツを持つ、誇り高い歴史の証人ともいえるでしょう。


古代メキシコ文明と犬の神秘的な関係

古代メキシコ文明では、犬は神話や宗教において特別な役割を担う存在でした。

アステカ文明では、死者の魂を黄泉の国「ミクトラン」へ導くガイドとして、小型犬が重要視されていました。

犬は単なるペットではなく、「霊的な相棒」として人間の死後の旅に同行すると考えられていたのです。

ミクトラン神話には、犬が川を渡る手助けをしてくれるという描写があり、遺体と一緒に犬が埋葬された事例も多く残っています。

これは「死後の世界へ無事にたどり着くため」に必要な存在とされていた証拠です。

また、マヤ文明でも犬が神々とつながる存在として登場し、「夜の太陽」を案内するという役割を持つ神話が残されています。

テチチはそのような文化的背景の中で特別な存在とされ、単なる愛玩動物ではなく、儀式やスピリチュアルな実践の中心にいたのです。

つまり、チワワ犬の祖先であるテチチも、古代人にとってはスピリチュアルなパートナーとして非常に大切にされていたということがわかります。

現代においても、チワワの不思議な存在感は、そうした神秘的な背景を今に伝えているのかもしれません。

自分が、超小型犬であることを忘れてしまったかのように、大きな犬にも一歩も引かない気高さは、そのルーツから来ていたんですねー。


チワワという名前の由来と現在へのつながり

「チワワ」という名前は、メキシコ北部のチワワ州に由来しており、19世紀以降に欧米へ広まった際に名付けられました。

19世紀にアメリカ人がメキシコ旅行中にこの小型犬を発見し、自国へ持ち帰ったことがきっかけです。メキシコ国内でも特にチワワ州周辺で多く見られたため、この地名がそのまま犬種名として採用されました。

アメリカで人気が高まったことでチワワは改良され、現在のようなスムースコートやロングコートといった品種が生まれました。

しかし、その小さな体と大きな瞳、敏捷な動きは、祖先であるテチチの面影を色濃く残しています。

特に、スムースチワワは原種に近いとされています。

「チワワ」という名前は、単なる地名ではなく、古代から現代へとつながる犬の文化遺産なのです。

あなたの愛犬の名前が、何千年にもわたる人と犬の絆を象徴していると思うと、少し誇らしい気持ちになりませんか?

国境

現代のチワワに息づく“古代の魂”

今、あなたの隣にいるチワワにも、古代の神秘やスピリチュアルな価値が息づいているかもしれません。

その理由は、チワワ犬が本来持つ「人の心に寄り添う能力」や「敏感さ」、「直感力」が、まさに古代の人々が神聖視した特性に一致するからです。

チワワは警戒心が強く、飼い主に対する忠誠心も高い犬種です。

さらに、病気の前兆を感じ取ったり、不安定な気配に反応したりといったエピソードも多く、スピリチュアルな力を秘めているとも言われています。

こうした性質は、古代メキシコの人々が信じていた「死者の魂を導く力」や「霊的な存在への感応力」と一致しています。

チワワの行動やしぐさの中に、古代の記憶が息づいているとしたら、なんだか神秘的ですよね。

チワワは単なる可愛いペットではなく、あなたの心と魂に寄り添う“守り神”のような存在かもしれません。

古代と今をつなぐ小さな命の存在意義を、私たちはもっと大切にしたいですね。


まとめ:チワワ犬と古代メキシコ文明は、今もつながっている

この記事では、チワワ犬と古代メキシコ文明の関係を、歴史・神話・文化・スピリチュアルな観点から解説してきました。

チワワの祖先「テチチ」が、古代文明でどれほど大切にされていたかを知ることで、今私たちが一緒に暮らすチワワへの見方も変わるのではないでしょうか?

そして、チワワという名前に込められた土地と文化の記憶。

現代に生きる私たちも、その歴史の延長線上にいるのだと気づくことができます。

あなたのチワワが時々、じっと何かを見つめるその先には、古代の神々の面影が宿っているかもしれません。

これからも、大切な家族であるチワワと、歴史と文化を感じながら共に過ごしてみませんか?

coco

読んでいただきありがとうございました!

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